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マリア会総本部(ローマ)のホームぺージです。
マリア会 -男子修道会-
〒102-0071
東京都千代田区富士見1-2-43
シャミナード修道院
TEL.03-3261-2965
FAX.03-3261-8669

日本における歩み

日本のマリア会

1,マリア会はカトリックの男子修道会で1888年に来日した5名の会員によって創立されました。本部を築地に構え、次いで麹町、最後に九段に移転して現在に至っております。今年で創立133年を迎えます。(2021年現在) 

2. 日本におけるマリア会員
マリア会は、司祭会員と信徒会員からなる修道会です。日本におけるマリア会員は32名です。(2021年現在) 札幌、東京、大阪、長崎に修道院があり、福音宣教に励んでいます。

3. マリア会の特徴『混合構成』
マリア会は自己の聖性と他者への奉仕を目的とし、司祭会員と信徒修道者が同一の権利と義務を共有しながら共同体を形成しています。この構成はマリア会独自のカリスマで「混合構成」と言われています。

4. 日本のマリア会が携わる宣教活動
日本におけるマリア会の主な手段は教育です。日本では創立の当初から学校教育を通して日本の教会と社会に貢献しています。
東京に暁星学園(1888年創立)、長崎に海星学園(1892年創立)、大阪に明星学園(1898年創立)、札幌に光星学園があります。光星学園は1934年に札幌教区によって創立されたものですが、1946年以来マリア会に移管され、現在に至っております。

5. 世界のマリア会
マリア会の本部はローマにあります。約1000人の会員で構成される国際的な修道会です。ヨーロッパをはじめ、アフリカ、南北アメリカ、アジアなどに散在し、現在は29カ国で活動しています。教育や小教区活動、さらには地域社会に密着した福祉や貧しい人々との連携など刷新活動にも携わっています。

6. マリア会の創立者 福者ギヨーム・ヨゼフ・シャミナード神父
ギヨーム・ヨゼフ・シャミナード神父(1761-1850)は1797年から3年間、フランス革命の影響を受けてスペインに亡命しました。その間サラゴサにある「柱の聖母聖堂」で黙想と祈りの日々を過ごし、祖国に福音をもたらす計画を練りました。1800年に帰国するとすぐに計画を実現すべく青年たちを集めました。

7. マリア会の創立
ボルドーに終結した青年グループは早々に「信徒マリアニスト共同体」(MLC)を結成しました。このグループは福音宣教を目的に聖母マリアの名の下に奉献したグループ「ソダリテイー」でした。このグループから在俗会「アリアンス・マリアル」が生まれ、1816年には福者アデル・ド・バッツ・ド・トランケレオンによる「汚れなきマリア修道会」、1817年には男子の青年会を中心に「マリア会」が創立されました。この4つのグループは「マリアニスト家族」と呼ばれ、同じ精神で固く結ばれています。聖母マリアのみ名をいただき、シャミナード神父の合い言葉「あなた方は皆宣教師です」を実行に移しています。

8. 日本におけるマリアニスト家族
ヨーロッパに比べると日本におけるマリアニスト家族の存在はそれほど大きくはありません。しかし「日本マリアニスト家族評議会」の指導の下、創立の精神を共有し、将来に向かう協働の使命(ミッション)を始めようとしています。

9. マリアニスト家族の一員としての成長
2018年に開催された「マリア会第35回総会」は「マリア会の修道生活はマリアニスト家族と共存しない限りその存続が危ぶまれる」(総会文書3番)と述べ、マリアニスト家族との関わりを強調し、家族間の連携と積極的な協力を呼びかけています。

10. アジア・ゾーンの一員として
マリア会日本地区は「マリア会アジア・ゾーン」に属しています。インドや韓国のマリアニスト家族と共に、マリアニスト家族の存在とそのカリスマを伝播させるため、国際的な協働が求められています。 
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